小児歯科
When do I go?
「初めての歯医者さん、
いつ行ったらいいんだろう……」
「初めての歯医者さん、いつ行ったらいいんだろう……」と、お悩みではありませんか?
歯科通院のタイミングは、大人も子供も同じ。
「悪くなる前」に行くことが大切です。
お子さんなら、予防処置から始めれば歯科医院の雰囲気に慣れるいい機会になるでしょう。
初めての歯科受診で、少しでも嫌な思いをさせてしまうと通院しにくくなってしまいますが、予防処置なら安心です。
成長にともない、お口の中に変化が起き始めるタイミングを目安にご来院ください。
お口の中に変化が起き始める
タイミング
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- 乳歯が生えるころ(2~3歳)
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乳歯は赤ちゃんが6ヶ月になるころから生えはじめ、3歳ごろまでに上下合わせて20本生えそろいます。
この時期には各自治体による2・3歳児検診で歯科検診が行われるため、何か指摘を受けたら一度ご来院ください。
何も問題がなくても、定期検診やお子さんの成長に合った予防処置を受けることをおすすめします。
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- 永久歯に生え替わるころ(6歳~12歳)
- 乳歯と永久歯の両方が混在するこの時期は、歯がデコボコで汚れがたまりやすくむし歯になりやすい時期です。予防または早期発見・早期治療のために、定期検診にお越しください。また、生え替わりにともなう歯並びの観察も必要な時期です。
Important 5 Points 親御さんに気をつけてほしい「5つのポイント」
親御さんのちょっとした一言で、お子さんの気持ちが大きく左右されてしまうことがあります。
お子さんを歯医者ぎらいにしないために、親御さんは以下の5つのポイントにご注意ください。
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- 「歯医者に連れて行くよ」と脅し文句につかわない
- お子さんが悪いことをして叱る際に、「歯医者に連れて行くよ!」などと脅し文句として使うと、お子さんは「歯医者=怖い場所」と認識してしまいます。悪いイメージを抱かせる言い方をしないようご注意ください。
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- しっかり説明をしたうえで連れてくる
- 「今日は見てもらうだけ」「痛いことはしないよ」などと、お子さんに正しくないことを伝えると、少しでも治療が必要になった場合に、お子さんは「だまされた」と感じてしまいます。
必ずしっかり説明をしたうえでお子さんをお連れください。
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- 機嫌のいいタイミングで連れてくる
- お腹がすいていたり眠かったりすると、お子さんは必要以上に治療を嫌がることがあります。
日ごろお昼寝したり、おやつを食べたりする時間などは避け、できるだけ機嫌のいいタイミングにお連れください。
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- 来院時は親御さんが緊張しない
- お子さんの歯科治療においては、つき添う親御さんも不安になるものです。
しかし親御さんの緊張感は、すぐにお子さんに伝わります。
まずは親御さんが、意識してリラックスするよう心がけてください。
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- 治療後はめいっぱいほめてあげる
- 治療や処置を受けた後は、もし泣いてしまったとしても「よくがんばったね!」「えらかったね!」「かっこよかったよ!」などと、少し大げさなくらいにほめてあげてください。
お子さんに自信がつき、次回もがんばれるようになります。
治療を受けるお子さんにとって私たちが「味方なんだ」、と思っていただくところから小児歯科の治療が始まります。受診初日は緊急性のある場合を除き、まずはお子さんに診療室の雰囲気に慣れてもらい、保護者の方には予防意識向上のための歯科衛生士による予防指導をさせていただいております。 強い痛みがある等、緊急性がある場合には治療を行います。
その際は、円滑に進めるためにも歯科治療を正しく理解させ、痛くない治療、こわくない治療を心がけています。
診療室ではリラックス
初めての来院は不安なものです。
当院ではいきなりの処置はせず、まずは診療チェアに座る練習から始めます。
- 治療器具を見せたり、音を聞かせたり、触らせたりします。
- お口の中を見せてくれるようになれば全体を診査し、保護者の方に現状と必要な処置を詳しくご説明します。
- お子さん本人に対して、今おこっている問題、今から行うこと、その必要性等をわかりやすい言葉で説明します。
- 手鏡を持ってもらい治療を実際に見せたりします。
- 保護者の方へは処置部位、処置内容、注意事項を毎回ご説明します。
- すべての治療を終えた後は、適した時期に葉書にて定期検診のご案内をさせていただいております。
どうしてもイヤイヤしてしまうお子さんは
練習を繰り返しても不安が取り除けないお子さんも当然いらっしゃいます。
そのようなお子さんに対して、押さえつけたりする抑制治療を行うと、トラウマとなり歯科嫌いになってしまいます。
最善の方法は、経験と実績豊かな小児歯科専門医への受診です。
当院は小児歯科専門医院との強い連携がございますのでご紹介させていただきます。安心して受診してください。
歯並びが気になる
お子さんの歯並びが気になる場合はご相談ください。
矯正治療が必要になる場合もございます。ただ、矯正治療はその方法が多岐にわたります。
マウスピースの装着のみで簡単に改善できるものから、本格的なワイヤーを装着するものまでございます。
本格的な矯正治療が必要な場合は、連携している矯正専門医院をご紹介可能です。